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びいどろ彫師のつぶやき ~GLASSアルペンローゼ 店主のつれづれ日記~

気がついたら・・・

今月は、ほとんどサンドブラストの機械を動かさなかったような気が・・・。
1ヶ月で、total 1時間足らず?

確かに初旬の1週間くらいは、名古屋出張の疲れが出て、
工房でボーっとしてしたり、デッサンの練習をしたりしていたのですが、
その後は、結構、過密スケジュールで制作していたのですが・・・。
むしろ制作が間に合わなくて、今日もフルタイムでお仕事していたくらいで・・・。

今は受注制作がメインになっているのですが、不思議なことに、
注文が偏る傾向があるみたいです。

今月は、名古屋のイベント限定で受注した裏メニュー(?)の色鉛筆画と、
グラスリッツェンのオーダーの制作月でした。
どちらも同じ姿勢で、狭い範囲を集中して見つめる細かい作業。
制作時間もブラストより、ずっとかかってしまうので、
持病の眼精疲労と肩こりが復活・・・(-_-;)
あわてて、ブルーベリーのサプリと筋トレを再開しました。

でも、ブラストの機械を動かさないと砂がこぼれないので、
お掃除が楽なのは、ちょっとうれしいかも♪
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by glass-alpenrose | 2008-11-30 02:13 | glass | Comments(2)

納品前ですし、ご了承をいただいてないので、まだ写真は紹介できないのですが、
2カ月がかりで制作していたプリズムモニュメントが、やっと完成しました。

・・・と聞くと、すごく大きくて手の込んだ作品だと思われるかもしれませんが、
通常、ティアガルテンでオーダーいただいている「ガラスのペット肖像画」です(^^ゞ
プリズムモニュメントは、ガラスの裏から逆向きに(反転して)彫るので、
グラスに比べたら時間は倍以上かかるのですが、普通はこんなにかかりません。
8年近くペットの肖像画を制作していますが、最長記録かも・・・。

2ヶ月といっても、もちろん、かかりきりで彫っていたわけではないのですが・・・。

完成イメージが固まらなかったので、鉛筆デッサンを描いては写真と見比べ、
修正しては見比べ、少し寝かせて(放っておいて)は見直し・・・で、1ヶ月。
ガラスに彫り始めてからも、”あたり”をマジックで描いては消し、
また寝かせては修正して、薄く彫って・・・の繰り返し。
ガラスは彫ってしまうと消せないので、慎重にならざるを得ません。
特に、目、鼻、口は、線一本で表情がガラリと違ってしまうので神経を使います。

肖像画の難しいところは、いくら可愛く描けても、技術的に上手でも、
その子らしさが表現されていて、似てなければアウトなわけで・・・。
お預かりする写真から伝わってくる情報だけが、唯一の手がかりなのですが、
今回の作品は、難しかった~。

お客様や生徒さんに、どんな種類のペットが一番、彫りにくいですか?
と聞かれることがよくあるのですが、今までは、

「黒パグ、黒ラブ(ラブラドール・レトリバー)、黒猫ですね~」

と答えていたのですが、黒シーズーも追加しなくてはいけないかもしれません。
(本当は、シーズーさんは得意な犬種なんですよ~)
あ、でも苦労の甲斐あって、作品は可愛くできあがりました(・・・と思います)。
飼い主さんに喜んでいただけるといいんだけど・・・。
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by glass-alpenrose | 2008-11-19 01:39 | glass | Comments(2)

名古屋最終日。
帰りの新幹線の時間もあるので、早起きして、大一美術館へ。
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こちらのエミール・ガレ、ドーム兄弟の収蔵品は、かなり充実している
という評判を聞いていたので、ぜひ訪れてみたかったのです。

HPを見て想像していた以上に、コレクション、素晴らしかった・・・!
中でも感激したのは、看板作品(?)になっている、ジャンヌダルク文の花器とランプ。
ガレといえば、植物や昆虫、風景のデザインがほとんどで、
人物を彫った作品って、他では見たことがなかった気がするのですが・・・。
色被せガラスの厚さを利用することによって生み出される光と影、遠近感の表現。
さすがです・・・。舌を巻きました。

お父さんの陶器工場を引き継いで事業を始めた・・・という話は知っていたのですが、
ガレの陶芸作品も、初めて見ました。
これが、また斬新で素晴らしかったのです・・・!
同じように、ジャポニズムの影響を受けて制作されたものでも、
マイセンの柿右衛門風絵付けとは、全然、違う・・・。
ガレが、柿右衛門風、伊万里風に陶磁器をデザインすると、こうなるんだ!
と、新鮮な驚きを感じました。

わたし的にはマイセンのより、こっちの方が好きかも・・・。
図録やポストカードがあったら、絶対、買いたかったのですが無いとのこと(涙)。
もちろん館内は撮影禁止なので、もう一度、戻って、目に焼き付けてきました。

すでに予定よりも、1時間近くスケジュールオーバー(~_~;)
お昼は、駅前のミスタードーナッツで、ちゃっちゃと済ませました。
(名古屋まで来て、ミスドっていうのも、悲しいものがありますが・・・)


午後は、もう一つのメインの目的地。ノリタケの森へ。

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時間が足りなくなるんじゃないか・・・?という気がして、ノリタケの森ギャラリー、
最先端テクノロジーのショールームは後回しにすることに・・・。
これが、大正解でした。

ノリタケの一流の絵付け師さんが絵付けしたの手描きの作品や、
何百万もする大花瓶などが展示してある、「ステージ」という建物。
さすがに見ごたえがありました。ここだけで、1時間はかかったかも・・・。

磁器の製造過程を見学できる、デモ用の施設で、ビデオを全部見て、
職人さんの素晴らしい技を見学して・・・
ノリタケミュージアムで、音声ガイダンスを聞きながら、オールドノリタケを堪能し・・・
と、じっくり回っていたら、さらに、2時間・・・(^_^;)

新製品や、デパートで普段、あまり見れないシリーズも見ておきたいし、
もちろん、アウトレット・コーナーもチェックしたい。
こちらのショップ、ノリタケ製品以外にもセンスがいい雑貨、テーブルウエアが
たくさんあって、テーブルコーディネートも素敵で・・・。

興味がない人には、1時間くらいで見学&お買い物できちゃうんでしょうけれど、
4時間以上、滞在していたのに、時間が全然、足りませんでした・・・。
レストランやカフェも美味しそうだったけど、結局、飲まず食わずで
最後は、名古屋駅まで大きな荷物を引きずって、駆け足!

機会があったら、今度はランチでも優雅に食べて、ゆっくり見て回りたいです~。
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by glass-alpenrose | 2008-11-07 19:24 | travel | Comments(0)

気が張っていたのが解けて、疲れが出たのでしょうか。
お出かけ日和だったにもかかわらず、連休2日目、3日目は、
微熱とエネルギー切れで動けず、結局、家から一歩も出られませんでした・・・(~_~;)

そういうときは、クリエイティブなことは一切、できなくなるので、
制作も趣味のお絵描き関係もお休みにして、
ひたすら、チャージ(充電)に努めることにしています。

眠りたいだけ眠り、のどが渇いたら茶葉から丁寧にポットで紅茶を入れて、
本棚の興味を引く本を、かじり読みし・・・。
お気に入りのCDを、(幸い、一軒家なので)いつもより少し大き目の音量でかけます。
昼間っから、ワインも飲んじゃったりして、とことん、ダラダラします(苦笑)

基本は、お仕事大好き、何かを作っていないと落ち着かない貧乏性なので、
2日もそうこうしているうちに、ガラスを彫りたくなってきたり、絵を描きたくなってきたり、
文章を書きたくなってきます。

・・・で、こうして名古屋の寄り道紀行を書くことに(笑)

前置きが長くなりましたが、続きはこちら。写真、多めです(^^ゞ
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by glass-alpenrose | 2008-11-05 00:36 | travel | Comments(0)

いい仕事してますね

本格的な制作再開は来週からなのですが、仕入れに出たついでに、
アート関係の本を探そうと、神保町の専門書店へ。

目的のお店に着くと、なんだか、やけに混んでる・・・。
土曜日だから??と不審に思いつつ、買い物を済ませ、
古書街の方に歩いていくと、すごい人、人、人・・・。
全然、知らなかったんですけど、ちょうど神保町古書街祭りをやっていたんですね。
他にも何軒か寄りたい本屋があったのですが、ワレモノを持っていることだし、
あまりの混雑っぷりに断念して、帰ることに。

途中、ふと、腕時計の電池が切れていたことを思い出し、
「すぐ電池交換できます」の看板にひかれて、通りがかりの老舗っぽい時計屋さんに
ダメ元で、お願いしてみました。

特に、高級時計というわけではないのですが、
就職して初めてのボーナスで買った思い出の時計で、かなり年期が入った品。
いつも地元のショッピングセンターの時計売り場で電池交換してもらっていたのですが、
何でも法律が変わったとかで、輸入物の時計は電池交換できなくなったと
断られたシロモノなのです。
どうしても・・・ということなら、預かり見積もりで3週間かかります、とのこと。
(なんとも不便な法律改正をしてくれたものです。余計なことを・・・。改悪です!)


オヒョイさんのような、ダンディーな雰囲気の店主。
チラッと見ただけで、

 「大丈夫。すぐ、できますよ」 

と言って、奥に。
ものの2~3分で、無事に交換していただけました。その上、

 「少し汚れていたので、中を掃除させていただきました。
  すきまから汗が入ると機械が傷むので、防水のシリコンを塗っておきましたから
  しばらくは大丈夫でしょう。汗をかいたら、タオルで拭いてあげてくださいね」

と、サラリとおっしゃる。
電池交換をお願いしただけなのに、ここまでして下さるとは・・・!
プロの気遣い、仕事っぷりに感激しました。

多分、ブランド物を扱っているような大きな電気屋さんに持っていけば、
すぐに電池交換してもらえたことでしょう。
きっと、お値段もそんなに違わなかったかもしれません。
でも、ここまで時計や、使う人のことを考えてくれるでしょうか・・・?

こういう、あったかい心遣い、やりとりがうれしいんですよね。
ご近所だったら、ずっと電池交換はこちらのお店にお願いしたいと思いました。

大型量販店に押されて、昔ながらの商店はどんどん少なくなってきていますが、
マニュアルどおりでない、「いい仕事」をしているお店がたくさんあります。
ぜひとも、頑張ってほしいです。
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by glass-alpenrose | 2008-11-01 18:43 | diary | Comments(0)