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図書館、大好き♪

最近、図書館にマメに行っています。

武蔵小山のときは、帰り道に小さな図書館があったので、
よく利用していたのですが、今の工房に移転してからは、
一番近いところでも、歩くと20分以上かかります。
バスもあるのですが、待ち時間を入れたら、同じくらいになってしまうので、
短気な私は、いつも、運動を兼ねて歩いていきます。

利用しているのは、区の中央図書館なので、さすがに専門書も
CD、DVDなどの視聴覚資料もたくさんあるのです。

今回は、最近、興味を持っている明治の西洋建築、
茶道具の本を中心に10冊、目いっぱい、借りてきました。

もともと、活字中毒のように本が好き。
なるべく買わないようにしているのですが、
それでも、どんどん「資料」と称して、本や雑誌の類は増殖していきます。
(生徒の皆さんはご存知だと思いますが、工房の本棚も満杯です・・・)

普段、あまり関心のない分野でも、書架をながめていると、
意外に、興味を引かれる本ってあるものです。
(自然科学とか、歴史、民俗学とか・・・。)
「ちょっと、興味があるかな~」くらいの本まで買っていたら、
大変なことになるけど、図書館ならタダで、所蔵スペースもいりませんから♪

しばらく、図書館ブームが続きそうです(^_^)
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by glass-alpenrose | 2007-02-20 23:08 | diary | Comments(3)

北斎と東山魁夷

またまた久しぶりの投稿です(^^ゞ

先日、葛飾北斎と東山魁夷の作品を同じ日に見るという、
貴重な体験をしました。

ご存知のように、北斎は「富嶽三十六景」や、役者絵、美人画など、
浮世絵師として有名ですが、あまり、好きな画風ではなかったので、
メディアで取り上げられていても、彼についての知識はほとんどなく・・・。
作品を生涯にわたって、俯瞰的に見たことは、ありませんでした。

北斎という人は、一生のうち、何十回と引越しを繰り返し、
名前(画号)も6回も変えたそうで、「北斎」という名前は、
私たちがよく知っている「浮世絵」を描いていた時代の画号(ペンネーム)。
彼の70年に及ぶ画業の中では、ほんの短い期間なのだそうです。
そして、別の名前で描いていた時代の絵は、
筆のタッチも勢いも彩色も、まったくの別人が描いたかのような絵なのです。

自分のような凡人は、サンドブラストで彫ろうが、
グラスリッツェンで彫ろうが、はたまた、色鉛筆で描こうが、
意識する、しないにかかわらず、「自分っぽい」タッチ、
筆の勢いみたいなものが出てしまうものなのですが・・・。
北斎のような天才ともなると、いろいろな人格(?)を使い分けて
絵を描いていたのか?
それとも、単に、すごく、あきっぽい人だったのか(^_^.)

北斎は、平均寿命が50歳前後と言われた時代に、90歳まで生きた人です。
それだけ生きれば、十分すぎるくらいなのではないかと思うのですが、
彼は、110歳まで生きたいと熱望し、描くことへの情熱を持ち続けたそうです。
そのせいか、晩年の作品といっても、決して枯れたものではなく、
ギラギラする、「赤」のエネルギーみたいなものを感じました。

対する、現代日本画家の巨匠・東山魁夷も、晩年まで日本全国はもとより、
中国、モンゴルまで取材の旅を続け、90歳の長寿を全うした画家です。

自らの作品に対する厳しさ、絵に対する情熱は、北斎に勝るとも劣らない、
「熱さ」があるように感じましたが、
その表現形は、あくまでも優しく静かで・・・。
色に例えると、深い森の中にいるような、青か緑のエネルギーでしょうか。
見ている者の心までも、しん・・・と癒してくれるようでした。

「ものづくり」には、情熱が不可欠です。
こんなものを表現したい。
自分が考える「美」とは何か。

それを追求し、ガラスという素材を使って形にしていくことが、
私の「作家」としての仕事。
まだまだ修行が足りないので(?) 体調が悪かったり、
精神的に凹んだりすると、途端に創作活動に影響がでてしまうのですが、
どうやって、情熱を保つか、どんな色のエネルギーの作品を作りたいのか?
見つめなおす、いい機会になったと思います。
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by glass-alpenrose | 2007-02-16 23:56 | diary | Comments(2)