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びいどろ彫師のつぶやき ~GLASSアルペンローゼ 店主のつれづれ日記~

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明治の職人技

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聖ザビエル天主堂にて
出張中にいただいた注文の品を制作したり、風邪で寝込んだりしているうちに
気がつけば、11月。

いささか賞味期限切れになってしまった感のある、名古屋ネタですが、
明治村で撮ってきた、ガラス関連の写真を、いくつかご紹介します。

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聖ザビエル天主堂・薔薇窓(絵付けで繊細な模様が描かれています)

仕事柄(?)、どこに行っても気になるのが、照明。
特に、明治、大正期のデザインは、アイアン使いが上手で、
モダン調であっても、アールヌーボー調のものでも、
建物と調和して、主張しすぎないから、好きです。
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旧・帝国ホテル玄関にて
このデザインなんて、斬新ですよね。
正方形と、正三角形を組み合わせて立体にしてあるんですよ。

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点灯したところ
アイアン装飾を通った、光の広がり方が何とも言えず、素敵です。

現代のように、インターネットや映像、資料写真などもなかった時代、
お雇い外国人の指示、設計図など、わずかな情報だけで、
これだけのものを作ってしまう職人技に、あらためて感激しました。
便利な道具、設備もなかったでしょうし・・・。

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おまけ。三重県庁舎にて
↑このランプは現代のものですが、工房の照明とまったくお揃いだったので、
うれしくなって、写真を撮ってしまいました(^_^)

今回、明治村を巡ってみて気づいたのですが、
普段、作品のデザインを考える時はもちろん、洋服や、バッグ、
インテリアを選ぶときにも、無意識のうちに、「明治っぽい」デザイン、
色使いのものを選んでいたことに、びっくりしました。

「なんとなく、これ、うちにあるのに似てる!」みたいな・・・。
前世では、明治の洋館に住んでたのかも・・・(笑)
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by glass-alpenrose | 2006-11-06 02:14 | glass | Comments(8)